これから毎年のように、観測史上最も暑い夏を繰り返していくのだろうけど、それにしても暑い。今までは冷房を点けっ放しにすることはなかったけれど、ことしは冷房を使う時間が圧倒的に長い。点けずにはいられない。設定温度は28°、冷房は得意な方ではないが、使わずにはいられない。
その冷房を点けた部屋で、ダブリンに行った勢いで、強引に「ユリシーズ」を読み、さらにその勢いを借りて「失われた時を求めて」全1冊版(角田光代・芳川泰久),さらに抄訳版を読み、沢木耕太郎@「深夜特急6」,「春に散る」を、読んでいる。佐藤愛子の「晩鐘」,「人生って何なんだ!」,「幸福とはなんぞや」、「完璧じゃない私たち」(王谷晶)「三千円の使い方」(原田ひ香)、宇佐見りん「推し、燃ゆ」、「かか」、井戸川射子などをサイドに。
「失われた時を求めて」の抄訳本を読み始めたが、この抄訳本でさえ、専門家や研究者以外は読む人はいなくなるだろうと思う。長過ぎる。時間がかかり過ぎる。また、これだけの量を読まなければならない必然性も感じない。時代の移り変わりを痛感する。でも、本は無くならないし、小説も無くならない。
処暑
